Larkとは|チャット・ビデオ会議・ドキュメントを1つにまとめるDXツールの始め方

「チャットはSlack、会議はZoom、資料はGoogleドライブ、勤怠は別のアプリ」——中小企業でよくあるこの構成は、ツールの数だけ月額費用が増え、情報が分散する原因になっています。
Lark(ラーク)は、これらの機能を1つのアプリに統合したオールインワンのコラボレーションツールです。50人以下なら無料で使い始められ、ツール費用を大幅に削減できます。本記事では、Larkの特徴と中小企業での導入方法を解説します。
Larkとは——オールインワンのコラボレーションツール
Larkは、ビジネスに必要な主要機能をすべて1つのプラットフォームに統合したツールです。個別のSaaSを複数契約する代わりに、Lark1つで以下のすべてが使えます。
- チャット(メッセンジャー):個別チャット、グループチャット、スレッド機能
- ビデオ会議:画面共有、録画、文字起こし対応
- ドキュメント:リアルタイム共同編集、コメント機能
- 表計算(Base):データベース型の表計算、プロジェクト管理
- カレンダー:スケジュール管理、会議室予約
- メール:ビジネスメールの送受信
- フォーム・ワークフロー:申請・承認の自動化
無料プランでも大半の機能が利用可能で、50人以下の企業なら無料で十分に活用できます。有料プランへの移行が必要な場合も、1ユーザーあたり月額約1,420円(税抜)と、複数ツールを個別契約するよりも低コストです。
Lark導入で解決できる中小企業の3大課題
課題1:ツールの分散——情報が散らばって見つからない
チャットツール、ファイル共有ツール、タスク管理ツール、勤怠ツールが別々だと、「あの資料はどこにあったっけ?」と情報を探す時間が発生します。Larkなら、チャットの中でドキュメントを作成し、そのままタスクに変換し、カレンダーに登録するという一連の流れが1つのアプリ内で完結します。
課題2:ツール費用の肥大化——SaaSの積み上げコスト
チャット、ビデオ会議、クラウドストレージ、勤怠管理……それぞれの月額費用を合計すると、1人あたり数千円になることも珍しくありません。ある企業ではLarkに統合した結果、ツール費用を85%削減できた事例もあります。特に少人数の企業ほど、固定費の削減効果は大きくなります。
課題3:情報共有のタイムラグ——メール往復の非効率
メールベースのやりとりでは、返信を待つ時間、CCの範囲を悩む時間、添付ファイルの版管理など、非効率な作業が積み重なります。Larkのチャット+ドキュメント共同編集なら、リアルタイムで情報共有・意思決定ができ、メールの往復回数を大幅に減らせます。
Larkの主要機能と業務活用シーン
チャット+ビデオ会議:社内コミュニケーションの一元化
Larkのチャットは、テキストメッセージだけでなく、ワンクリックでビデオ通話に切り替えられます。チャットの流れの中で「ちょっと画面見せて」と即座に画面共有できるため、対面と同じスピード感でコミュニケーションが取れます。
ドキュメント+Base:議事録・プロジェクト管理
Larkのドキュメントはリアルタイム共同編集に対応しており、会議中に全員で議事録を書くという使い方ができます。Baseはデータベース型の表計算で、タスク管理、顧客管理、在庫管理など柔軟なデータ管理が可能です。
フォーム+ワークフロー:申請・承認の自動化
勤怠申請、経費精算、備品発注などの定型的な申請業務をフォームとワークフローで自動化できます。飲食店ではフォーム機能を使った受発注管理で毎月10時間の業務削減に成功した事例もあります。紙やメールでの申請から脱却し、承認までのリードタイムを短縮できます。
Lark導入を成功させる3つのポイント
ポイント1:「何を改善したいか」を1つに絞って始める
Larkは機能が豊富ですが、いきなり全機能を使おうとすると、かえって混乱します。まずは「チャットだけ」「勤怠申請だけ」など、1つの課題に絞って導入しましょう。1つが定着したら次の機能を追加する、という段階的なアプローチが成功の鍵です。
ポイント2:まず1チームで2週間試す
全社一斉導入は失敗のリスクが高くなります。まずは1つのチーム(5〜10人程度)で2週間のトライアルを実施し、操作に慣れてもらいましょう。そのチームが「便利だ」と実感すれば、社内の口コミで自然に広がっていきます。
ポイント3:既存データの移行計画を事前に立てる
Google DriveやExcelに蓄積されたデータの移行は、事前に計画を立てないと混乱の原因になります。「過去のデータはそのまま残し、新規のデータからLarkで管理する」という方針にすれば、移行の負担を最小限に抑えられます。
まとめ:Larkは中小企業のDXを「1つのアプリ」から始める最適解
Larkは「DXに取り組みたいが、何から始めればいいかわからない」という中小企業にとって、最適な第一歩です。
- オールインワン:チャット・会議・ドキュメント・勤怠を1つに統合
- 低コスト:50人以下なら無料、有料でも月額約1,420円/人
- 情報の一元管理:ツール間の情報分散を解消
- 段階的に導入可能:1機能ずつ、1チームずつ始められる
株式会社Sei San Seiでは、研修サービス「MINORI Learning」にてLark Training Programを提供しています。Larkの導入から社内定着まで、実践的なトレーニングで確実な成果をお約束します。詳しくはLark Training Programのページをご覧ください。




